今、私ができるベストな治療を提供したい。
結婚する前、恵比寿のサロンや表参道のクリニックで勤めていた。
1日にできる限りの人数を承るのがお仕事。
どこの会社も売上を考えるのが当たり前の世界。
パフォーマンスを落とさず、できる限り施術をこなす。
正直な話…〝こなす〟という気持ちだった。
自己管理もできない自分。
それでも、こなしていた。
人に対して失礼なことだ。
そして、マニュアル通りの技術を提供した。
時間もきっちり守り、どんな疾患だろうと時間を守った。
それは当たり前な社会である。
現在、わたしが思う理想的な治療をしている。
この治療スタイルは今だけだと思っている。
場所が変わり、子育てが落ち着いた頃は同じ治療はしていないと思う。
4歳児のママで東京に核家族でいるパターンの治療をしている。
1日にたくさんの患者さまを承らない。
それは、お一人に時間をかけているため。
万が一、子どもが体調不良で呼ばれた時に日時変更をお願いしているため。
お一人に対してパフォーマンスを落とさないため。
お一人お一人、丁寧な治療を心がけている。
心がけの成果もあり、
「丁寧な施術でご褒美になりました!」
「ここまでしてもらったことない!」
嬉しいフィードバック。
治療者は、臨床例をこなし技量や知識の成長があるという
考えもある。
今の私は真逆である。
こなしていない。
一人一人、真剣に丁寧に向き合った治療スタイル。