私は、自分に責任を持てずに生きてきました。
風邪を引いたら当たり前に薬を飲む。
時間がないから運動ができない。
職場のトップがポンコツだからやる気が出ない。
文句や言い訳がたくさん出る。
その度に、
でも全部自分が選択したことなんだよね。
アメリカで暮らしたことがある年配の女性も言っていた。
「Your choice.」
どれにするか(どちらにするか)はあなた次第
全部、自分の選択によって決まる。
風邪を引いて薬を飲んで臓器を弱めると決めている。
惰性でお菓子を食べて太ると決めている。
ポンコツな人間が経営している会社で働き、やる気を落とすと決めている。
流れが悪くなる選択をしていた。
流れに身を任せどんな状況でも一生懸命やっていれば良いと思っていた。
それが間違っていることに気がつくのに時間がかかった。
20代はたくさんの間違った選択をしていた。
プレッシャーが少なそうな職場を選んだ。
どうにか楽して過ごせないものかと考えたものだ。
間違った選択をすると、心身がどんどん疲弊した。
こんなじゃダメだ!
私はこんなんじゃない!
そう思うこともあって、オイルトリートメントの技術は必死に探した。
何件も受けに行って、自分の身体の感覚で探し続けた。
これだ!!
そう思える技術と出会えた。
スタッフ募集をしてないサロンに熱意を込めて履歴書を送った。
今は雇っていないと断られた。
その後諦められず、面接だけでもして欲しいとアピールした。
無理やり雇ってもらえた。
この技術は自分で選択し、今でも続けている。
この技術に愛を持っている。
鍼灸の専門学校も妥協しなかった。
熱意のある鍼灸師からの勧めで体験入学に行った。
熱意しかない先生方に魅了された。
他の専門学校に比べて学費が高くて、セラピストの給料では
中々厳しい状況だった。
セラピストの仕事にプラスしてスナックで働いた。
若さはパワーの塊だ。
なのとか鍼灸学校に入学したが、勉強がキツくてへこたれた。
同時にお金も稼がなくていけない状況に追い込んだ。
こういう時、私は精神を壊そうと過去のトラウマを引っ張り出しては
言い訳に使っていた。
とにかく辛くて勉強ができない。
仕方がない状況なのだ。
「Your choice.」
全部自分で選択して追い込むと決めている。
はり師きゅう師あん摩マッサージ指圧師になる為には
3年間の専門学校卒業見込みで受験資格になる。
卒業も危うかった。
そして、学校でたった一人国家試験に落ちた。
落ちることを選択したのだ。
勉強不十分、心身も整えずに落ちる選択をしていた。
そう。結構のポンコツ人間なのだ。
国家試験は2回目で合格したが、この話はまた後日ブログにしようと思う。
根性のなさを責めてきたが、責めていても何も始まらない。
私という人間に責任を持って、
とにかく今は心身を整えることに集中している。