乳児期、幼児期のお子を持つママは強く成らざるを得ない。
独身時代、自分の身体の不調があれば、身体を休め回復に専念した。
乳児期のお子を育児するママはほぼ休みなしで過ごすことが多いだろう。
自分の身体を壊した時、泣きそうになった経験をしていると思う。
具合が悪いのに、育児は休めない。
ひどい体調不良の場合は、祖父母にお願いしたり、施設等にお願いすることは
可能かもしれない。
しかし母乳育児だと我慢をして育児をするママが多い。
社会に出ていたママたちは、一時離れることになる。
言葉を話せない我が子と四六時中一緒にいて、愛おしいさも感じるが、
視野が狭くなるのも現実としてある。
はじめての育児に戸惑い、不安もある。
社会にそのまま残っているパパが育児に対して理解してくれなくて
怒りがこみ上げる。
育児だけしている自分に社会性がなく、自己否定が進む。
子どもが体調不良時の育児はより辛さが増す。
これにパパの体調不良が加わるとより一層辛くなる。
自分の体調を壊すと辛くなるのがわかるから、
ママは本能的に常日頃気を引き締めている。
これは、自覚がなくても気が引き締まっている。
ママが体調を壊すと、家族の笑顔も消える。
ママが機嫌が悪いと、家族も気を遣う。
これはママ以外の家族にも当てはまるが、
ママの影響力は強い。
人、一人でも育てるって相当なことだと思う。
パパも、社会から離れずにいきなり子どもが家に来て
ギャーギャー泣いたり、ママに冷たくされたり、
そんな毎日の中、社会生活は継続しなくては成らず、
パパも強くなっていく。
ママは人を一人でも育てていることが凄いことだと思ってほしい。
社会から取り残された気持ちは起こるだろうが
社会で積み上げられるキャリアとはまた違った積み上げられるものが
あると信じてほしい。
日々心身は強くなり、強くなるための材料を探す。
守る存在ができると人は強くなる。
強くなろうと努力し始める。